オーストラリアの永住権をシェフで目指してみる

今回の記事は、多くの方が気になる内容になっていると思います。

 

そう、オーストラリアの永住権をシェフで取ることはできるのか?

 

今、オーストラリアの永住権は年々厳しい状況にあるので、そんな中で永住権をいかにシェフで取得していくのか?

 

ということを考えていきたいと思います。

 

今現在2018年、オーストラリアで永住権を考えた時にまずは出てくる職業が、シェフという選択肢。

 

というのは、オーストラリアの永住権を取得するにあたってシェフで永住権を取得するということはオーストラリアの経済面から見てもとても可能性があることなのです。

 

 

さて、実際に今オーストラリアでシェフとして永住権を取るためにはどうすればいいのか?

 

ということを視野に入れて考えていきます。

 

しかし、シェフと言ってもそう甘い世界ではないので、その点も含めて、シェフで永住権ということを考えていきましょう。

 

 

僕がシェフを目指すまで 〜シェフになるまでの道のり〜

 

 

オーストラリアでシェフとして実際に働いているChefyです。

 

さて、最近の実際のシェフの需要とは一体どのような感じなのか?

 

というところに関して書いていきたいと思います。

 

まず、僕のシェフという正式なキャリアは約2年前からスタートしました。

 

その2年前とは2015年あたりなので、丁度様々な法律が改正され、その時シェフはSOLリスト(オーストラリアに必要な職業リスト)に戻ってきていたので、そのことをきっかけにシェフに転職(転職といっても、元々日本食レストランで働いていたので、調理経験は今の所約5年くらいあります。

しかし、西洋料理は環境も考え方も違うので苦労は多々ありました。

シェフの学校にいきながら、有給インターンシップを2年間行い、その後新しい職場に転職。今現在は大手グループホテルでシェフをしています。

 

※丁度2015年あたりまでシェフはSOLリストからは排除されており、永住権の申請はどうなることかと思いました。

というのも、このSOLリストは毎年変わるので確認が必要です。

オーストラリアの永住権に直結する職業リストとは?

2017.11.10

 

オーストラリア国内のシェフの現状

 

 

今現在のオーストラリアの飲食業全体は人手不足です。

 

というのも、日本とは若干異なる雰囲気があり、働く側もとても大変なのです。

 

まずは、国民性という観点から考えていきましょう。

 

オーストラリアの食文化は近年レベルが上がってきており、最近は東京のようにグルメ化してきています。

 

それに伴い、お客さんの要望も高くなり、サービスの価値観の違い(特に、値段と見合っていないサービスを求める声や、理不尽な文句やサービスの要求)が目立ちます。

 

このようなことから、サービスを受ける側はなんでも好きなものを頼めばいいし、何か言えば店はやってくれるだろう、なんていう良くない雰囲気が暗黙の了解で存在している気がします。

 

こんな雰囲気の中で働くことを想像してみてください。

 

そして、日本みたいにみんなが根っから真面目な性格ではないし、スキあらばいかに手を抜くか、自分の仕事が終わらないうちに帰るというなんともレイジーな人が働いています。

 

いつ辞めるかわからないし、特にオーストラリア人や留学生が働いている職場は入れ替わりが激しいです。

 

ということは、この飲食業界は常に人が不足しているのです。(正規社員の数が足りていないことも現状です)

 

そして、注目したいのがオーストラリアの経済発展です。今この国は急激に移民の数が増えてきているので新しいホテルやレストランがみるみるうちに建設されています。

 

と、ここまではオーストラリアの飲食業の話をしてきましたが、ではシェフはどうなのか!?

 

シェフはというと、マジで足りていない!!!!

 

オーストラリア政府の厳しいビザ政策により、さらにオーストラリアへの移住は厳しくなってきているのにも関わらず、シェフで働くということは甘いものではありません。

 

キッチンはまさに戦争です。正しい知識と、経験がないと、太刀打ちできません。たまに、ワーキングホリデーで1年間だけ腕利きのシェフがやってくる時もありますが、そんな彼らでも1年が限界。

その先は学生になるか、ビジネススポンサーをとるか、独立申請ビザというビザで永住権を目指すしかないのです。そう簡単には残れないという事実。しかも田舎はもっと大変です。

これからはもっとシェフ不足になること間違いない!

 

 

さらに、オーストラリア政府はRSMS(地方ビジネスビザ)に正規社員で3年働いた経験という条件を付け加えました。

これにより、僕と同じ年に学校を卒業した人達は、ご察しの通り永住権を申請することは出来きなくなりました。

 

つい最近まではアイエルツ6ポイントの取得が条件であり、学校を卒業していれば(2年のコース Certificate4) RSMSビザを申請することができました。

このビザのいいところは、申請した時点で永住権と同じ扱いになるのです。

 

このビザについても後から書いていきますが、このビザで申請できた人はおめでとうございます。

嫌味であありますが、本当にラッキーでしたねー。

僕と同じように、経験がなく、頑張って学校を卒業しても経験不足により(学校卒業後からでないと3年の経験は数えられないため。もし、貴方が日本で正規社員としてシェフで働いているのであれば話は別。)RSMSビザを逃した人は何千人といるはずです。

考えてみてください。この何千人が地方に行くチャンスを失ったのです。ということは地方のビジネスは必然的に低下し、潰れる店が続失することでしょう。慢性的な人手不足の始まりです。

ただ、ここでシェフで永住権を獲得できないと言っているわけではありません。

友好的な手段は逃したものの、まだ取得する道は閉ざされていないのです。

なので、ここからシェフでいかに永住権を取得していくのか!?ということについて書いていきたいと思います。

 

シェフとして永住権を取得できる可能性

 

 

永住権をシェフで習得できる可能性は十分あります。

 

先ほども書きましたが、オーストラリア国内でのレストランやホテルでのシェフの求人は山のようにあります。(むしろこの先増えていくはず!)

 

また、5年前にはシェフはリストにはなかったものの,急速な人員不足とオーストラリアの経済発展により、シャフの需要は高まり、2017年にはSOLリストに戻ってきました。

 

オーストラリアでシェフをするということは、洋食のシェフとして働くという選択と、日本食のシェフとして働くという2つの選択枠があります。

 

というのも、料理人として働くという日本人の方は元々日本で料理の経験が有り、オーストラリアでその経験を生かしたいという方が多いです。

 

それか、反対で日本での料理経験は全然ないものの、オーストラリアで料理学校を卒業し、料理の道へ入る日本人の方もいます。

 

まれに、日本で洋食のシェフをしていた方で、外人がたくさん働くお店で料理長を勤める日本人の方もオーストラリアにはいらっしゃいます。

 

オーストラリアは多文化で、移民を受け入れている国であるので、料理人として働ける可能性はまだ多くあるのです。

 

度重なるビザの条件変更

 

 

今現在はシェフはSOLリストから外されていませんが、数年前まではリストから外されていました。

しかし、再度リストにもっどってきたのには意味があります。

 

なぜかというと、昔はSOLリスト(永住権を申請する権利がある職業リスト)cookも乗っていたので調理経験があまりなくても簡単に永住権を申請することができました。

 

なので,今現在永住権を保有している方は、偶然その時に会社からオファーをもらって英語のテストも免除して永住権を取得したり、自分の経験で永住権を取得したかの2パターンです。

 

そしてこの方々はサティフィケート3という調理の中では基礎の基礎と呼ばれる部分を学校でほんの少し勉強しただけで永住権が許可されていました。

 

しかし、2017年現在はそうにもいきません。今現在は学校でサティフィケート4とdiplomaを取得しなければいけないのです。

 

このサティフィケート4というのは3の中身をさらに発展させた高度なもので英語力を有します。

このように政府もバカではないので、増えすぎた職業に関しては規制をかけ、不足している職業に関してはSOLリストに再度提示するようになっています。

なので、いつどこで SOLリストから外れてしまうのかは分かりませんが、オーストラリアの状況を考えると、まだまだシェフとしての可能性はありそうです。

 

立ちはだかる英語の壁 IELTS

 

 

この英語の難関が日本人にとって一番難しいところ。

 

アイエルツに関しては私もまだまだ未熟ではありますが、この点をクリアしなければいけません。

今、私は卒業生ビザなのでここからアイエルツ7(each)をとらなければいけません。今現在は平均点6をマークしたので無事に卒業生ビザを申請することができました。

 

しかし、この平均点6を取るのもコツをつかむまでは結構厳しいのです。

 

そして、シェフという仕事をする中で、時間の管理は本当に重要になってきます。

気づくと時間が流れているなんてこともよくあり、学校に入る前にアイエルツを受けていなかったので(学校の入学時にアイエルツは提出せず、語学学校のコースをパスして入学しました。もちろん、面接を英語で受け『現地のローカルの専門学校です』入学しました。)

 

卒業間近まで学校の課題と仕事に追われ、アイエルツどころではありませんでした。

 

しかし、規則上アイエルツをとらなければ卒業生ビザを撮ることはできないので、取らざる終えませんでした。

 

僕のクラスメイトは無事にこの関門をクリアしていきましたが、話を聞く限り多くの日本人がこの壁を超えることができずに脱落しています。

 

なので、アイエルツは本当に早いうちからの対策が必要になります。

 

因みに、可能性が一番高い独立申請ビザではアイエルツは7(each)必要になりました。

 

そして、ビジネスビザや、永住権の申請におけるアイエルツポイントは一律6(each)になりました。

 

この内容を整理すると、要は永住権を申請するためには必ず6ポイントが必要になったということです。

 

 

さらなる難関、シェフになるための審査TRA

 

 

僕が感じるのは、アイエルツの先にある職業査定審査が一番お大きな難関ではないかなと思います。

 

この審査というのはオーストラリアの査定団体(TRA)という手に職系のスキルを判断するというプログラムです。

 

独立申請ビザを申請する場合は、この過程を通過しなければいけません

 

この審査過程というのは段階として、4つあります。

 

重要な4stepとは

Step1,TRAの条件を満たす教育機関での教育を終えていること。オーストラリアのCartificate3,4とDipplomaということになります。このような教育機関でのせいせきや、状況等を調べられます。この際、学校で行なっていたJOBREADY program「月ベースの日誌」やインターン先での活動記録など、実際のシェフとしての経験を審査されます。

Step2, このステップでは主に、最低12ヶ月のフルタイムでの職場経験が条件になってきます。ここでは、職場で専門的なスキルを活かして、自分がどのようにシェフとして働いているのか?ということに重き多いてJobjernalをベースに審査が行われなわれます。

Step3,このステップで6ヶ月間に少なくとも、863時間の給料が支払われているということが条件で、審査官によって現在のシェフのレベルに見合った行動をしているか?どうなのか?ということを判断されます。

Step4,この最終ステップは、上記のすべてのステップが完了したのち、面接官による面接が行われ、合格した場合は審査のすべてが完了します。また、不合格だった場合は再度面接が行われるということです。

 

 

このような過程を通して、シェフの審査を越していきます。この審査をパスすることでようやく独立申請ビザを申請することができるのです。

オーストラリアでシェフとして永住権を申請する方法

 

 

 

 

オーストラリアの永住権をシェフで取る方法は何通りかあります。

 

※難易度は★で表しています。

1、自分の実力で永住権を取る(独立申請ビザを申請する方法)★★(必要期間最低2年)

 

この方法が、もっとも簡単に永住権を取得する方法ではありますがこの方法には経験と英語力そしてSOLリストに記載されている職業でのスキルが必要になります。

先ほども説明書きをしましたが、TRAという(手に職系の仕事全般)はこの査定団体のを通さなければまずはビザにこぎつけることもできません。

なので、必ずこの団体が行っているジョブレディープログラム(Jobready plogram)を終えた上でビザ申請になります。

プラス、英語力がかなり求められます。これは年齢や職歴で多少、差が出ると思いますがほとんどの方が7〜8ポイント(pointイーチ)を求められると思います。仮にアイエルツが6ポイント各セクションで取れたとしてもポイント換算にすると、0ポイントなのです。

というのも、現地の専門学校を出たとしても、ポイントを埋めるためにはアイエルツをとらざる終えないからです。

仮に経歴がある場合は自分のポイントが高くなります。しかし、このハイスコアを仕事と両立して勉強していくのは至難の技ですのでこの点に関しては、自分を追い込んでいくしかありません。

このビザでは、年齢、職経歴、学歴、住んでいる場所など、様々な点において今の自分が評価され最終的にポイントを出していきます。(ポイント算出の方法は他の記事で書いていきます。)

なので、この方法はオーストラリアでの生活が長い方や現地企業で働いている方の方が取りやすいビザであると思います。

 

2、スポンサーの力を借りる(TSSスポンサービザ)★★(必要期間2〜4年)

 

このビザが本来は1番簡単でした。というのも、今までどんなに英語ができなくても永住権の申請は可能でした(5年前の話しです)

しかし、今はこのシェフという業界は英語が必須なので、料理という面でどんなに素晴らしいスキルを持っていたとしても永住権が申請できずに帰国という手段を選ぶ人も多くいます。

 

その反面、会社の管理のもので正社員として働かなければいけないので大きな会社や、経営がしっかりとされている会社でないとビザが降りません。また、永住権は同じ会社内で2年目以降働けば申請可能ですが、大抵の契約の場合は4年契約なので2年目以降の永住権取得後に辞職という手段はできません。

 

もし、やめた場合は企業がビザをキャンセルすることが可能です。このようなことをする日本人が過去に多くいましたが、今は企業も採用する人間や、ビザを降ろす人間に対して厳しくなってきているのでビジネスビザを狙う人は将来の計算を緻密に練った上に申請すること、そして自分がビジネス契約する上での立場や労働条件もしっかりと確認することをオススメします。

 

2018年現在457ビザに新しく職業リストが加わり、シェフの場合は4年のビザ、シェフまたはCOOKの場合は2年のビザになります。

 

 

3、日本の経験と特殊技能を生かす(タレントビザ)難易度★★★

 

 このビザが一番特殊です。このビザは料理で言えば相当な経験をお持ちの方でないと取得ことができないでしょう。

 

例えば、スポーツの世界であれば、全国大会で3位以内の成績であるとか、世界大会出場歴や、優勝経験が必要になってきます。5年ほど前は規則もゆるかったみたいなので、多くの日本人が各スポーツ団体や、大学や学校で専門家としてビザを取得したという話を聞きます。

 

今はよくわかりませんが、結局かなりの実力がなければこのビザを申請することができません。シェフの場合は料理の鉄人や有名な方、何かの職人さんでないと取得するのは難しそうです。ただ、永住権を申請する場合はアイエルツが6(each)必要になってくるので、職人技だけでは対応できない可能性の方が高いです。以前は永住権申請に必要なポイントは5ポイントだったため、相当簡単でした。

 

4,RSMS  Visa(地方ビジネススポンサー) 難易度★★★

 

このビザの魅力は、申請した時点で永住権と同じ条件になるのでかなり魅力的なビザです。(申請後国民健康保険が使えます。)

そして、申請者は雇用主の元で最低2年働き、雇用主が定めた給料で働くことで永住権を取得することができます。

つい最近までは学校を卒業し、アイエルツ各セクション6ポイントさえ取れれば、申請することは可能でした。

しかし、今現在政府が指定職業につき、指定された学位を取った後から3年のフルタイム(正規社員)として働くということを条件に加えたことによって、シェフを目指しオーストラリアの料理学校で学んでいた人たちはこの法律が変更になった時点で、このビザは経験が足りないために簡単に申請することはできなくなりました。(TSS2年のビザで働き、その後申請できる可能性はある。)

因みに、政府は独自にポリシー(政府の人間がビザの申請者を判断する基準)を設けているので注意が必要です。

このポリシーによると、35時間のフルタイムベースで働いた経験のみ、学位取得後からカウントすることができるということでした。

なので、もし単位取得後にフルタイムの経験があるのであれば、カウントすることができますが、カジュアル(パートタイム)で働いていた場合は経験が半分になります。

ただし、35時間というフルタイベースという規約が引っかかってくるので、自分の年数が曖昧な方は弁護士に相談することをおすすめします。

 

 

今後オーストラリアでシェフを目指す方へ

 

 

オーストラリアでシェフを目指す方の多くは、最初から職人になりたいと思っている方は少ないと思います。

 

まずは、自分がシェフという道を選んだことを誇りに思い、できる限り自分で努力していくことが大切です。

 

シェフの世界はこのデジタル世界のように瞬間的に何か物事が一気に進むということがありません

 

。英語と同じで1日1日の努力が実っていきます。

 

まずは学校選び、その次は職場、そして永住権を見据える上では何が一番いいのかをビザに詳しい弁護士の方、またはエージェントの方と相談しながら最終的な方向を決めていくことをお数めします。

道のりは長いですが、日々の努力が実ることを心から願っています。

 

シェフでオーストラリアの永住権を目指すことは夢ではありません。

頑張りましょう。

 

飛躍、そして夢を現実に。

 

 

From Chefy.

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ABOUTこの記事をかいた人

オーストラリアに渡豪して、シェフで永住権を目指す傍、英語の勉強にも追われる日々。。目指すはアイエルツ8!日本人として闘う同志や、オーストラリアに来たい人、興味がある人に向けて配信する情報は貴方のバイブルになるであろう。。。