オーストラリアに来た人なら何となく分かると思いますが、オーストリアの英語って何となく似てるようで違ったりします。
今回、自分自身が発音をオーストラリア人に近づけたいなと、発音の勉強をしている時に、そんなオーストラリア訛りの事実に辿り着きました。
そして、日本人が書いているブログで、オーストラリア人の訛りの違いについては、なかなか書かれていないので書いてみたいと思います。
目次
オーストラリア人の独特な発音
オーストラリア人の発音というと、独特な発音ですよね。
普段聞くような、綺麗なアメリカ英語とは違い随所にオーストラリアの発音が見られます。
基本的な発音というのが、下記のwiki参照の発音を見ていただけるとお分かり頂けると思います。
wiki参照
A(エイ)の発音には個人差があり、アメリカ英語のような「エイ」から「エイ」と「アイ」の中間、「アイ」に近いもの、「エイ」と「アイ」の区別がほとんど分からないものまである。Aの発音が「アイ」となる場合、I(アイ)の発音は「オイ」に近く、E(イー)は「エイ」に近い。「イア(例えばhereに含まれる)」の音は(二重母音ではあるが)日本語の発音に近い。
このようにアメリカ英語とは聞こえが全く違うので一番最初に聞くと、単純な会話でも聞き取れないことがしばしば。
しかし、これには練習しかありません。上記の発音だけではありません。
ある動画をご紹介します。イギリス人のボイストレーイングコーチの彼のオーストラリア訛りをお聞きください。
イギリス英語とオーストラリア英語の違いについて理解できると思います。
聞いてみるとなるほど!と思えると思います。
イギリス英語で、LIFEと発音したとしても、オーストラリア人の使う母音のIの発音は(オイ)に近いので、聞こえ方に違いが出てくるのが分かったと思います。
発音に関しての記事は後日詳しく書いていきますので、 お楽しみに。
まずは、イギリス英語との発音の違いを見ていただきましたが、ここからはオーストラリア英語の訛りの世界へご案内いたします。
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では、オーストラリアの3つの訛りはどのように発見されたのか?

では、3つのタイプを見ていく前に、一体どんな風にこのようなカテゴリーを分けたのか?ということも気になったので、調べてみました。
話は遡り、時は1997年オーストラリアン言語情報誌が出版したものの中に、オーストラリア人の発音を研究するものがありました。
実際、オーストラリアにいると、全員なまっているように聞こえがちなのですが、確かに都会に行けば行くほど発音は綺麗なんですよね(聴きやすくて、イギリス英語のような感じ)なので結構聞き取れると思います。
しかし!問題はここから、田舎へ行けば行くほど、まじで分かんなくなります。口がごもっているし、単語1つ1つが繋がってくるので余計にわからない。
しかも田舎へ行けば行くほど、皆さんが知っているようなTHE AUSTRARIAN ACCENTってものが聞こえてきます。
でも、マジで耳が慣れるまでは頭が痛くなるほど聞く練習しないと受け答えできねー。。。
いいリスニングの練習になりますよ。
と、まあ日本で言ったら、東京が標準語という指標にするならば、関西側は関西弁、関東側は関東弁、さらに上に行けば、地域に行けば行くほど方言は強くなりますよね。
それと同じことがこの国でも起こるんです。
では1997年に発行された彼らはどのような調査を行ってオーストラリア人の発音を3つに分けたのかというと、大勢のオーストラリア人を調査対象として、話し方を聞き取り発音の時の母音を3つのカテゴリーに分け完成したのがこの後、ご紹介するオーストラリアの特徴的な3つの訛りです。
それでは、彼らが調査した3つのオーストラリア人の訛りを見ていきましょう。
オーストラリアの訛りは全部で3つ。
1、General Accent
ジェネラル訛りは一般的なオーストラリア訛りです。
聞いていると、ところどころオーストラリア訛りが聞こえてきます。
代表例でいうと、
有名な俳優ヒュージャックマン

やエリックバーナー、

有名な水泳選手でもあるイアンソープなどです。

少し、特徴的な英語のアクセントが聞き取れると思いますが、彼らの英語は標準的なオーストラリア訛りです。なので耳を澄まして、まずは聞いてみてください。
ジェネラル( General)訛りは少しオーストラリア訛りがあるものの聞きやすいですよね。
2、Broad Accent
ボード訛りはまさに、オーストラリア人を象徴するアクセント。
オージーイングリッシュと言われるような人の訛りはまさにこのような訛りからきていると思います。
この発音の特徴はまさにどもっていて何を言っているのか掴みにくい。
いくら日本人でもオーストラリアの英語に慣れてない以上聞き取るのはかなり至難の技。
なんて言ってるかわかるよーとか言ってるワーホリの人と書いたらマジで知ったかです。
日本人でも地方の方言は日本語に聞こえないですよね?
オーストラリア人でもそのようなことが起こりますから、聞き取るのもかなり至難技です。
この訛りはStrineまたは、Strayanと呼ばれ、オーストラリアンの意味合いとして使われます。
このアクセントを持っている具体的な例を挙げると、スティーブン・アーウィンが挙げられます。
この方は、オーストラリアではとても有名は動物保護運動家でもあり、動物園の経営者でもあり、タレントとしても自分の番組をもち、動物の魅力を世界に伝えていました。しかし、ある番組のロケ中にアカエイに刺されて命を落としたそうです、最後まで動物に愛されて亡くなったのでしょう。
さて、彼の発音を見ていきましょう。ここまで訛ることができたら、完璧なオーストラリア英語ですよね!w
彼はかなり訛っているのがわかると思います。
お聴きいただけましたでしょうか?このボード(Broad )訛りはTHEオーストラリアという感じですね。因みにこれが訛り度でいうと一番です。このタイプの訛りは日本でいったら青森弁とかですかね。。。話されても日本語でもわからないやつ。。。。
彼の訛りも相当なものですね。。。。ごもっていて本当に何言ってるか聞き取るのに必死になります。
3、Cultivative Accent
カルティベイティブ訛りは、イギリス英語に近いような発音です。違いがわからない場合は少し、イギリスの英語のように聞こえる方もいることでしょう。
ただ、上二つのオーストラリア訛りよりも格段に聴きやすく、見習うべき発音と言えるでしょう。アイエルツを受ける人は、このような発音を真似してみるといいと思います。
この発音を持っている有名な女優や俳優というと、
ケイト・ブランシェットさんや、

パイレーツオブカリビアンでも登場した、ジェフリー ラッシュさん。

聞いていてもとても聞きやすいので魅力的な発音ですね。
昔は位の高い人間や、大学の教授などがこのような綺麗な発音していたようですが、今では、マルチカルチャーなどの影響もあり多くの人がこの発音になっているような感じがします。
実際に都会の大学に通っている友達に「なんで発音にあんまり訛りがないの?」と聞くと、やはり意思疎通がしやすいから見たいです。
イギリス英語に近い訛りはあるものの、独特なイギリス英語のような強烈な訛りもないためかなり聞きやすいです、、、、
あくまでもChefyの意見としてですが。。。
まとめ

ということで、いかがでしたでしょうか?
実は変わりがないと思っていたオーストラリアの訛りには、3つのタイプ別の訛りあったことがご理解いただけたと思います。
● General Accent
● Broad Accent
● Cultivative Accent
英語学習をする中で、オーストラリアに住む中でその国独特な言い回しや訛りを無視するわけにはいきません。英語に慣れている人も、慣れていない人も、まずはこの3つのタイプ別のオーストラリア訛りを理解することで、さらにオーストラリアン英語の理解を深めていってもらえたら幸いです。
ではChefyでした。
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